北口榛花さんは槍投げの選手です。
彼女は女子日本記録保持者であり、9月に行われる世界陸上でも注目されています。
今回は、
についてまとめてみます。
北口榛花は怪我で日本選手権欠場!

ここでは、北口榛花さんが怪我で日本選手権を欠場したことについてまとめます。
北口榛花は怪我で日本選手権欠場した理由は?
陸上女子やり投げの北口榛花選手(JAL)は、2025年7月に国立競技場で行われた日本選手権を欠場しました。
欠場の理由は、メディカルチェックで「右肘内側上顆炎」と診断されたためです。
一般的にゴルフ肘と呼ばれるこの怪我は、投てき動作のように瞬発的な力をかける際に強い負担がかかるとされています。
北口選手は2025年6月24日にチェコでの試合後に右肘の違和感を訴え、帰国後の検査で炎症が判明しました。その結果、日本選手権の出場を断念したのです。
所属先は6月27日にSNSを通じて欠場を発表しました。
この大会は世界選手権の代表選考会も兼ねていましたが、北口選手はすでに前回世界選手権の優勝者として代表内定を得ていました。
当時の北口選手はSNSで「数少ない日本で出られる試合を見送ることは残念ですが、9月には元気に戻って来られるよう頑張ります」と前向きなコメントを発表しました。
北口榛花は怪我が完治せずに世界陸上に出場したのか

ここでは、怪我復帰からの世界陸上へ挑戦した結果、これからどうするのかなどまとめてみます。
怪我復帰からの世界陸上へ挑戦
北口榛花選手は6月下旬から約2ヶ月間、試合を離れていました。
怪我が完全に治ったわけではない状態で東京世界選手権を迎えましたが、7月の診断では「大会に間に合わないことはない」と伝えられていたそうです。
投てき練習を再開したときには肘の痛みはありませんでしたが、思い切って投げる感覚を取り戻すのに苦労しました。
「再発したら戻れない」という不安から、安全に投げてしまう癖も残っていたと語っています。
復帰に向けては8月にダイヤモンドリーグ2試合に出場。
ローザンヌ大会では50m93で10位、続くチューリヒ大会では60m72で6位に入り、「やっと普通の投げができた」と手応えを感じていました。
また、投げられない間は下半身や体幹を重点的に鍛えたことで「腕以外は五輪前よりも良い状態」と自己評価しています。
本番を迎えた9月の東京世界選手権では肘に不安はなかったものの、どれだけやりが飛ぶか分からないという心配を抱えたまま臨んだことを明かしました。
予選前の練習ではテーピングをしていましたが、本番直前に外し、そのまま試合に出場しました。
北口選手は女子やり投げ予選A組で60m38を記録しましたが、組8位となり決勝進出を逃しました。
世界陸上連覇の夢は届かない結果となりました。
試合後の取材では涙を浮かべ、「決勝に残れないので悔しい結果になった」と語りました。
ですが同時に「シーズンの素敵なゴールを作ってくれたみなさんに感謝したい」と支えてくれた人々への思いも口にしました。
今後については「世界大会の借りは世界大会でしか返せない」と語り、長い休養を視野に入れつつも、再び強くなって戻ってくる決意を表明しました。
当日の国立競技場は満員の観客で埋まり、多くの声援が彼女を後押ししました。
怪我からの復帰を懸けて戦った姿や、試合後に見せた感謝の言葉は、多くの人の心に残るものとなりました。
まとめ
今回は、
についてまとめてみました。
北口榛花さんの怪我は6月にチェコで行われた大会に出場した際に負ったものでした。
帰国後のメディカルチェックで「右肘内側上顆炎」と診断され、大事をとって7月に行われた日本選手権には欠場をしました。
目指すは9月の世界陸上でした。
完全には復帰できなかったものの、たくさんの練習を積み重ね、独自の投げかたも編み出しました。
しかし、結果は組8位という結果となりました。
試合後は悔しさのあまり涙を浮かべていましたが、この先の目標も立てることができたようです。
すでに彼女の目には強い炎が灯っています。
これから先の彼女の活躍にも期待していきましょう。