モデルやタレントとして活躍してきたキャシー中島さん。
華やかなイメージの裏で、若い頃に抱いていた夢と深い苦悩があったことをご存じでしょうか。
今回は、キャシー中島の若い頃のを
ご紹介します。
キャシー中島の若い頃の夢は手芸家だった！
キャシー中島さんは、若い頃から手芸に強い関心を持っていました。
芸能界で活躍する前から、手芸を通じて自分を表現することに喜びを感じていたそうです。
華やかな芸能活動とは異なる、手仕事の世界に憧れを抱いていたことが知られています。
幼少期からの手芸との関わり
キャシー中島さんはハワイ・マウイ島生まれ、アイルランド系アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフです。
キャシーさんが3歳の頃に日本へ移住しましたが5歳の時に両親は離婚し、父親はアメリカへ帰国してしまいました。
キャシーさんは、小学生の頃から針や糸に親しんでいました。
キャシーが小学4年生の頃に母親は中華街にスナックを開きました。
母親が働いていた頃は、知り合いの一人暮らしのお婆さん宅に預けられることも多くあったようです。
その中で、近所の人からもらった端切れを使って独り遊びをして母の帰宅を待っていたエピソードもあります。
「将来の夢は手芸屋さん」と卒業文集に書いていたほど手芸に対して熱量があったようです。
家族や周りの人の影響で手芸に触れる機会が多く、自然と手先が器用になっていったといいます。
特にパッチワークやキルトに魅了され、作品作りに没頭する日々を送っていました。
芸能界デビューと夢の間での葛藤
キャシー中島さんは若くして芸能界デビューを果たします。
16歳の時にモデルとしてスカウトされたことがきっかけでした。
当時、母親は異父兄弟として産まれた弟を溺愛しており、そんな中でキャシーさんは寂しさから、深夜まで遊び歩くなど軽い非行を行っていたそうです。
その中でも休みなく働く母親の姿に、少しでも足しになればとスカウトを受けたようです。
一方で、芸能活動が忙しくなるにつれて、大好きな手芸に向き合う時間がどんどん減っていったといいます。
将来の夢に「手芸家」を上げていたほどのめり込んでいましたが、現実を見ると難しいと判断したのでしょう。
華やかな世界で生きる一方、心の中では本当にやりたいこととのギャップに悩み続けていました。
キャシー中島の美貌の裏に隠された苦悩の人生
一世を風靡した美貌の持ち主でありながら、キャシー中島さんの人生には多くの苦難がありました。
また、自身の夢である「手芸家」としての夢を諦め進んだ芸能の世界には様々な苦悩がありました。
輝かしいキャリアの裏では、数々の試練や悲しみに直面していたのです。
芸能界で直面した苦悩と挫折
きゃりーさんは16歳でモデルとしてのキャリアをスタートしました。
モデルになるにあたり、「体重を落とせ」と条件があり、３ヶ月で２０kgの減量をしました。
当時、５０kg以上はモデルとしてあり得ないと言われていたため、減量にはかなりの覚悟と努力が必要だったのではないでしょうか。
モデル事務所「マドモアゼル」に所属した当初は仕事がなく、事務所で電話番をしていたこともあったようです。
その中で、キャシーさんは、「新人のキャシー中島というハーフのモデルがいますがどうでしょうか」と自らをプロデュースして売り込んでいったようです。
デビューとしてはレナウンのCMで「イエイエガール」として出演し爆発的注目を集めました。
19歳にはそ売れっ子モデルになりましたが収入のほとんどを家計のためにと母親に渡していたようです。
モデルとしてデビューした翌年には歌手としても活動を始めました。
下記は1973年3月『涙のドレス』のジャケットです。
しかし、長くは続かなかったようです。
20歳で『ぎんざNOW！』の初代アシスタントになりました。
その後には、オーディションでエメロンシャンプーのCM出演が決まりました。
しかし、同CMは1年の契約で世界中で撮影するのが出演の条件だったため、上記番組プロデューサーに事情を話した上で、同番組を3か月で降板させてもらうことになったようです。
また、仕事の浮き沈みにも悩まされ、表には出せない挫折感を抱えていたと語っています。
それでも、表情に出さずプロとしての姿勢を貫いてきました。
手芸家として夢を実現
キャシー中島さんは一時は、生活のために将来の夢であった「手芸家」の道を諦めました。
しかし、その思いは強く、現在ではパッチワーク作家として創作や多数のキルトスタジオを運営しており指導にあたっています。
ハワイアンキルト、アメリカンキルトを中心に色彩豊かな作品を制作しているようです。
現在はハワイアンキルトの第一人者の手芸家としても活躍し、自身の夢を形にしながら、豊かな人生を歩んでいます。
まとめ
キャシー中島さんは、幼少期から手芸に親しみ、手芸家を夢見ていたことがわかりました。
芸能界で成功する一方で、自分の夢との間で葛藤を抱えていたことも印象的です。
数々の苦悩や困難を乗り越えながら、家族との絆を大切に歩んできた彼女の人生は、多くの人に勇気を与えてくれます。
これからもキャシー中島さんの活躍に注目していきたいですね。
