舞台や映画、音楽など幅広い分野で活躍する松たか子さん。
実は父である松本白鸚さんとの共演は、意外にも非常に少ないことで知られています。
舞台やCMでの共演には、親子ならではの深い背景があります。
今回は、
についてまとめてみます。
松たか子と父・松本白鸚との共演は貴重？
ここでは、親子共演の貴重さとその背景を紐解いていきます。
二人の共演は貴重なのか？
松たか子さんと松本白鸚（旧名：松本幸四郎）さんの共演は、長いキャリアを通しても数えるほどしかありません。
まず大きな理由のひとつは、それぞれの活動分野の違いです。
松たか子さんはテレビドラマや映画、音楽などのエンターテイメント業界を中心に活動しており、一方で父親であり二代目松本白鸚さんは俳優としても活躍をしていますが主に歌舞伎界に重きを置き、舞台を主戦場としています。
この分野の違いが、共演の機会を自然と減らしていると言えるでしょう。
また、舞台での共演に関しても非常に限定的なスケジュールで行われており、たとえばミュージカル『ラ・マンチャの男』では2012年と2022年の2回のみ。
このうち2022年は白鸚さんのファイナル公演とされ、約10年ぶりの親子共演として大きな注目を集めました。
舞台で共演が発表されるたびに「貴重な機会」として話題になるのは、こうした共演の希少性と親子の共演という特別感があるからにほかなりません。
松たか子と父・松本白鸚との共演作品まとめ
では、これまでに実現した共演にはどのような作品があるのでしょうか。
舞台からCMまで、親子の共演作を振り返ります。
二人の共演作品・役どころまとめ
1. 歌舞伎『鼠小僧次郎吉』（1985年）
松たか子さんが8歳のときに、通行人役として一度だけ出演したのがこの作品。
父・白鸚さんとの初共演となり、これが彼女の歌舞伎デビューでもありました。
小さな役ながら、記念すべき一歩だったと言えるでしょう。
2. ミュージカル『ラ・マンチャの男』（2012年公演）
ここで本格的な舞台共演が実現。
白鸚さんは主演のセルバンテス／ドン・キホーテ役を務め、演出も担当。
松たか子さんはヒロインのアルドンザ役として出演しました。
父親からの厳しい指導もあったようで、後に「ダメ出しばかりだった」と語っています。
3. ミュージカル『ラ・マンチャの男』（2022年公演）
2012年から10年を経ての再共演。
この公演は白鸚さんの「ファイナル公演」として注目され、多くの観客を魅了しました。
親子で舞台に立つその姿は、多くのファンにとっても特別な思い出となったことでしょう。
4. CMでの共演
舞台以外では、テレビCMでの共演が複数あります。
このほかにも、さまざまな企業のCMで共演しており、日常的な表情から本格的な演技まで、親子ならではの息の合った姿が印象を残しています。
まとめ
今回は、
についてまとめてみました。
松たか子さんと松本白鸚さんの共演は、非常に数が限られているからこそ、一つひとつが特別な意味を持っています。
舞台での本格的な共演は『ラ・マンチャの男』の2回のみであり、その中には白鸚さんのファイナル公演という節目もありました。
CMでの共演では、親子の息の合った演技が印象に残る作品も多く、観る者に深い印象を与えています。
異なる分野で活躍する二人だからこそ実現する共演は、今後も大きな注目を集めることでしょう。
これからも、また新たな親子共演の舞台が見られる日を楽しみにしたいものです。
