今回は、2024年パリオリンピック、フェンシングで金メダルをとった加納虹輝さんのフェンシング歴とどのような方なのかを簡単なプロフィールや性格、フェンシングを始めたきっかけを見てみたいと思います。
フェンシング歴(経歴)
加納さんのフェンシング歴を見て見ましょう。
- 小学校6年生の時にフェンシングを始める。
- あま市立美和中学校卒業。
- 山口県立岩国工業高等学校卒業。
- 高校在学中エペの大会で優勝。
- 2016年:早稲田大学スポーツ科学部入学、フェンシング部所属。
- 高校生の時エペの大会で優勝。
- 2016年:早稲田大学スポーツ学科入学。フェンシング部に入部。
- 2018年:アジア競技大会フェンシング競技に出場。
エペ個人で銅メダル、エペ団体で金メダルを獲得。 - 2019年:ワールドカップカナダ大会で優勝。
- 2021年7月:2020年東京オリンピックのフェンシング競技男子エペ団体でに出場。
金メダルを獲得。 - 2021年11月:紫綬褒章を受章。
- 2022年:アジア競技大会フェンシング競技に出場。
エペ個人で金メダル、エペ団体で金メダルを獲得。 - 2022年:フェンシング世界選手権エペ団体に出場。
銅メダルを獲得。 - 2023年9月:2022年アジア競技大会フェンシング競技男子エペ個人に出場。
金メダルを獲得。 - 2024年7月:2024年パリオリンピックエペ個人出場。
金メダルを獲得。
※エペ:フェンシングの3種目ある内の1つ。有効面は全身。リーチの長さが鍵となる。
※紫綬褒章:学術、芸術、スポーツ分野の功労者に授与される賞。
小学6年生で始めたフェンシングですが、この金メダルの数々はすごいですね。
剣の長さは変わらないので体格勝負ということも考えられます。
何が加納さんの強さになっているのでしょうか。
人物像
次に、加納さんの人物像について見ていきましょう。
簡単なプロフィール
- 誕生日:1997年12月19日(26歳)
- 出身:愛知県あま市
- 身長:173cm
- 体重:63kg
- 聞き手:右手
- 腕の長さ:明確な長さは不明だが「突きの練習をするうちに左腕より2−3センチ長くなった」よう。
フェンシング界では決して大きくはない身長。
明確な腕の長さはわかりませんが練習を続けてのびた数センチが勝敗を分けていたようです。
運動神経と性格
次に、加納さんの運動神経と性格を見ていきましょう。
身長173センチと、フェンシング選手としては大きくないものの攻撃的なスタイルで世界の頂点に立った。幼い頃から、抜群の運動神経で「ハイハイの時期がすごく短かった」と父・政光さん。生後8か月で歩き、3歳からは体操に取り組み、小5の時に出場した西日本ジュニアでは平行棒で第3位。体操男子で23年世界選手権団体金メダルの千葉健太(セントラルスポーツ)を上回っていた。自転車に乗れば補助輪など必要ない。母・貴子さんは「4歳の時に、1時間くらいで乗れました」と仰天話も明かした。 中学時代までは無名。努力家は、自宅3階の和室にスポーツジムから1枚500円で譲り受けたストレッチマットをはり、テープで四角い印を付けて自主練習の日々。部屋の照明からつり下げた糸の先端に5円玉をつけ、揺れ動くターゲットを的確に突く独自トレーニングも重ねた。 フェンシングで最も大事な剣はどこに行くにも常に一緒。中学生の頃には、スキー場に行った時でさえ、父が会社で製作した約30センチのオリジナル剣を持参。毎日握り、操る感覚を研ぎ澄ませた。性格は極度の負けず嫌い。貴子さんは「一番不器用。だからこそ、負けたくないんだと思う」。父は「趣味フェンシング、特技フェンシング、ストレス解消フェンシング」と息子を語る。
引用元:スポーツ報知
と、運動神経抜群に加えて、ご本人の優しそうな雰囲気からは想像できないような、闘争心を持っているようです。
フェンシングを始めたきっかけ
次に、フェンシングを始めたきっかけを見て見ましょう。
加納さんはフェンシングを始めたきっかけを
── フェンシングを始めたきっかけは何ですか。
小学校6年生のときに,テレビで太田雄貴さんが
北京オリンピックで銀メダルを取るところを見て,面
白そうなスポーツだなと思って始めました。
引用元:LIBRA2022年5月号 インタビュー
と語っています。
そんな加納さんがフェンシングの道を目指すきっかけになった太田雄貴さん。
2008年の北京オリンピックフェンシング男子フルーレ個人に出場。
日本人選手初の決勝戦進出し銀メダルを獲得。
日本フェンシング史上初の五輪メダルだったようです。
まとめ
6歳から始めたフェンシングをずっと続けている継続力の高さと、練習へのストイックさ、勝つための揺るぎない精神力の高さが調べていてわかりました。
親御さんが言うように負けず嫌いだからこそ、勝てるように日々の練習を怠らないのかもしれません。
だからこんなにも実績を残しているのかなぁと感心させられました。
これからも勝ち続けていく姿が楽しみですね。
一緒に応援しましょう。