2024年パリオリンピック、レスリング50kg級では惜しくも初戦で敗退してしまった須崎優衣さん。
多くかわいいと言われておりますが、その性格は女性らしくかわいいというより、男勝りのかっこよさを持ったイケメンとも感じられる性格をしていました。
プロフィール
名前:須崎優衣(すさきゆい)
誕生日:1999年6月30日(25歳/2024年現在)
出身:千葉県松戸市出身。
得意技:アンクルホールド。タックル。力強い投げ技。寝技。
尊敬する人:幕末の思想家、吉田松陰。「武士として、戦うものとして、先駆者としての心の在り方を学んだ」。
吉田松陰とは。。。
兵学を修業、わずか11歳でお殿様の御前で講義を行う 。松下村塾を継ぎ久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋などの有能な人材を育てた。幕府への批判も堂々と述べ、生涯「至誠」を貫き、29歳で処刑された。
人物像
こだわりが強い
——-幼い頃より”1”という数字にこだわり続けていた。———
「小さい時から『1』っていう数字にこだわりがあって」と須崎さん自身、小さいの頃の写真のポーズはピースではなく人差し指だけを立てた”1”のポーズをしていたよう。
この”1”のポーズは自然と身についていたようで、実生活やトレーニングにおいても”1”へのこだわりが強いようです。
「ロッカーとか『1番』使ったり、腕立て伏せとかも10回のところを人より1回多くやって『11回』とか」
また東京オリンピックの決勝では、
「コーンロウをしてもらったんですけど、その時も編み込みを『11本』やってもらって。『1』にこだわって」
と”1”に対する気持ちを強く持っていました。
しかし、”1”に対する気持ちが強すぎてしまい、パスワードも”1”が付くものにしてしまうことがあるとか。。。
コーンロウとは・・・
頭髪スタイリング、セットのひとつ。編み上げて出来上がったスタイルがトウモロコシ(corn)に似ていることから、このように呼ばれる。
参照:Wikipedia
天然
———–日常生活では天然っぽいところも!?————
レスリングの”練習に行くときに携帯電話とテレビのリモコンを間違えて持っていった”というエピソードもあるようです。とてもほっこりと笑わせていただきました。
また、【こだわりが強い】で紹介した、”1”という数字にこだわっているエピソードの中で、パスワードも”1”がつくものにしてしまうこともあるようで、日常生活には少し危うい部分も。。。でもそこが純粋で天然なところなのかなぁと思いました。
負けず嫌いで努力家
——–負けず嫌いであり、努力家————
2015年全日本選手権決勝で入江ゆきに敗れ、中学入学以来84試合目で初黒星を獲得したときには、
自室の天井に準優勝の症状を撮影したものを貼り付け悔しさを忘れなかったというエピソードもある。当時の記憶を見て見ぬふりをしないで、次へのステップとして繋げようとしている姿は負けず嫌いでありながらも努力を怠らない須崎さんならではないでしょうか。
レスリングノートを中学2年生から書き続けており、「教えてもらったことや気が付いたこと、課題などを書いている」よう。また、試合が近づくと4時間くらい書いていたこともあるストイックさを持っている。
大切にしている言葉は『挑戦』。18年の国際大会時、吉村祥子コーチ(52)にかけてもらった『己に勝て、自分を信じる、優衣ならできる』も大事にしているようです。
どんなに頑張っていても、負けてしまえば心がキツくなってしまうが、挑戦し続ける須崎さんの姿は自分も真似していけたらなぁと思いました。
誠実で礼儀正しい
——–周りの人には感謝を——–
2020年の東京オリンピックでは、レスリング50kg級で金メダルを獲得した。
その時の、日の丸国旗を背負い、足を揃え両手を体の前で合わせて深々とお礼をする姿はとても印象に残っています。
また、今回のパリオリンピックでは、【試合後のインタビューにて】でも記述しますが、周りの人たちや応援してくれた人たちへ向けて感謝と次回以降への覚悟を述べていました。
須崎さんが純粋に応援してくれた人たちやお世話になった人たちへの感謝の気持ちを表している姿には誠実さと礼儀正しさを感じることができます。
優しい
——-「優しい子に育ちますように」——-
名前には、「優しい子になりますように」という意味が込められているよう。
レスリングは過激なスポーツをイメージしますが、須崎さんはとても笑顔が素敵でいつも周りには人が集まっているように感じます。
それも須崎さんのいつもの行動や性格が関係しているのかなと感じました。
試合後のインタビューにて
パリオリンピック、レスリング50kg級では初戦敗退という悔しい思いをした須崎さん。
試合終了直後は悔しさのあまり、涙を流す場面も見られたが、
次の日には、気持ちを切り替えてインタビューに臨まれていた。
———ロス五輪への思い———-
4年後8年後に向けて進んでいきたいと思います。
———パリまで応援に来てくれた姉に対しては———
勝ってメダルを獲得して笑って日本に帰ってもらいたいという思いで戦えた。須崎優衣のレスリングを出し切ることができたので本当にパリまで来てくれて本当に感謝しています。
———メダルについては————
このメダルは今は私にとって悔しい銅メダルなんですけど、将来この銅メダルがあってよかったと言える日が来るまで、また頑張ろうと思いました。
———初戦敗退からの気持ちの切り替え———-
気持ちを取り戻すこと、気持ちを強く持つことはすごく難しく金メダルを目指してこのやっぱり3年間を過ごしてきたので、すごく苦しかったし難しいところはあったのですが家族や身内、あったことのない人たちが負けたにも拘らず応援してくれて信じてくれて支えてくれる人がいる限り前を向いて頑張らないといけないな。
——–世界中のファンからのメッセージが届いていた?———–
お返事はできなかったが一つ一つ読ませていただき一晩中泣きまくって、でもそれを最後パワーに変えて、応援してくれる人がいるなら頑張らないといけないなという気持ちで読ませてもらった。
参考:日テレsports【公式】
まとめ
いかがだったでしょうか。
人物像としては、
- こだわりが強い
- 天然
- 負けず嫌いで努力家
- 誠実で礼儀正しい
- 優しい
をあげてきました。
性格は女性らしく可愛いというよりは、イケメンな男性を思わせるかっこよさを持っていると感じました。
そんな須崎さんの尊敬する人物は、吉田松陰らしく、彼の生い立ちを調べてみると最後まで自分の正しさを貫いた人のようです。
須崎さんも一本筋が通った性格をしているようでひたむきに努力をし続けている姿は侍そのものであるとも感じました。
また、試合の翌日でのインタビューではすぐに気持ちを切り替えて次へ進むと話していた須崎さんの熱のこもった目がとても印象的でした。
そんな相手の男性には欲しいと思うかっこよさを持つ須崎さんに、女性でも惚れる人がいるのではないでしょうか。
次回のオリンピックも須崎さんの活躍が楽しみで仕方ありませんね。