田辺靖雄さんは日本を代表する歌手、俳優として活躍しています。
一部のファンの間では『昭和スター歌手』の愛称で呼ばれており愛されています。
そんな田辺さんは過去に歩行困難に陥ってしまったことがあります。
今回は、
についてまとめてみます。
田辺靖雄は病気で歩行困難に?

田辺靖雄さんは、過去に突然歩けなくなるほどの病気を経験しています。
長い芸能生活に支障をきたすほど深刻なものでしたが、その後見事に回復を果たしました。
田辺靖雄は病気で歩行困難になった?
2007年、田辺靖雄さんは突然歩行が困難になり、自力で歩くことができなくなりました。
ファンや関係者に大きな衝撃を与え、今後の活動を心配する声も広がりました。
病院で検査を受けたものの、はっきりとした病名は特定されませんでした。
医師からは「過度なストレスによるもの」と診断され、精神的な負担が神経系に影響し、足に力が入らなくなる状態だったといいます。
田辺さん自身も、強い緊張やストレスで足にしびれを感じることがあったと語っています。
症状は突発的に現れ、日常生活に大きな支障をきたしました。
医師からは「普通の暮らしはできないから入院を」と告げられ、田辺さんも「車椅子の方が楽かもしれない」と弱気になることもあったそうです。
さらに近年の2025年5月には股関節を痛め、人工関節の手術を受けました。
退院からわずか1週間でライブに復帰したものの、80歳という年齢の壁を実感していると明かしています。
田辺靖雄は病気は妻のスパルタリハビリで自力で歩けるほどに回復

田辺靖雄さんは、妻の九重佑三子さんの支えで再び自分の足で歩けるようになりました。
夫婦の強い絆が、病気を乗り越える力となったのです。
スパルタなリハビリ方法とは?
歩行困難になった田辺さんに、医師は入院を勧めました。
しかし、九重佑三子さんは「私が治します」と宣言し、自宅で独自のリハビリを始めました。
それは「スパルタ式」と呼ばれる厳しい方法でした。
コーヒーや生活必需品をあえて遠くに置き、自分で歩いて取りに行かせるというものです。
足がしびれて思うように動かなくても、九重さんは「楽をしたら歩けなくなる」と叱咤し、甘やかすことはありませんでした。
辛いリハビリの日々でしたが、田辺さんは「人生で初めてこんちくしょうと頑張った」と振り返っています。
その努力の結果、約1年後には自力で歩けるまでに回復しました。
回復後の田辺さんは、妻と二人三脚で活動を続けています。
歩行困難を経験したことから、福祉活動に力を入れるようになり、これまでに約2000台の車椅子を寄付しました。
また、全国でチャリティーコンサートを開催し、多くの人々に希望を届けています。
芸能活動も続けており、妻とのデュエット曲のリリースやジョイントライブを精力的に行っています。
さらに、2010年からは日本歌手協会の会長を務め、歌謡文化の継承や若手の育成にも尽力しています。
夫婦は2023年に結婚50年の金婚式を迎えました。
病気や困難を共に乗り越えた二人は、今も芸能界きってのおしどり夫婦として多くの人に愛されています。
まとめ
今回は、
についてまとめてみました。
歩けなくなるほどの病を経験した田辺靖雄さん。
しかし妻・九重佑三子さんの愛とスパルタリハビリで奇跡の復活を果たしました。
病を乗り越えた二人の姿は、まさに「人生のデュエット」。これからも舞台の上で輝き続けてくれるでしょう。